元金均等返済とは
毎月お支払いいただく返済額のうち元金の額が一定で、元利均等返済に比べて元金の減少が早いために返済がすすむと毎月の返済額は少なくなっていきます。
元利均等返済に比べると元金の減少が早いので、総支払利息や総支払額が少なくてすみます。
デメリットとしては、元利均等返済よりも当初の返済額が多いために借入時に必要な収入は多くなります。
元利均等返済とは
元金と利息を合わせた返済額は変わらずに一定です。返済金額に占める元金と利息の割合がだんだん変化する返済方法で、返済計画が立てやすく元金均等返済に比べて当初の返済額を少なくすることができます。
元金均等返済に比べて、返済開始当初の返済額を少なくすることができるので、借入時に必要な収入は抑える事ができます。
デメリットとしては、元金均等返済と同じ返済期間の場合であれば、借入金残高の減り方が遅いので、総返済額が多くなります。
住宅ローンを利用するほとんどの方が利用する返済方法です。
元金均等返済と元利均等返済の選び方
将来のライフスタイルの変化を考えて選ぶ事が大切になると思います。
例えば、今は夫婦共働きなので収入はあるが、子供が生まれたら奥様が育児に専念するために退職をした場合などは、世帯収入が減少するので、「元利金等返済」を選択した方が、返済額が一定で計画が立てやすいので無難と思われます。
反対に、奥様が職場に復帰する事や教育費などの目処が付いたなど、収入に余裕ができる世帯であれば、「元金均等返済」の方がおすすめです。
さらに、将来金利が上昇しても、元金が速く減っているので、「元利金等返済」よりも金利上昇のダメージは少なく済むというメリットもあります。
元利均等返済と元金均等返済の返済額の比較
(3,000万円を3%の固定金利、35 年返済で借りた場合)
元利均等返済 | 元金均等返済 | |
借入額 | 3,000万円 | |
初回返済額 | 115,455円 | 146,428円 |
総返済額 | 48,491,123円 | 45,787,500円 |
総利息額 | 18,491,123円 | 15,787,500円 |
「元利均等返済」と「元金均等返済」の利息額の差は2,703,623円となります。
大きな金額差となり、元金均等返済は効率的にみえますが、返済当初の返済額は大きくなります。
ただ、元利均等返済を選んで、安定した返済計画の中から自分たちのペースで繰上げ返済をする事で、総返済額は抑える事ができます。
どちらの返済方法があっているか、無理のない返済ができるか十分に考えてください。
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